2008年10月3日14:15:47
政管健保(政府管掌健康保険)が協会けんぽ(全国健康保険協会)に変わりました
日本では、公務員などを除き、自営業者とその家族が加入する「国民健康保険」か、会社員とその家族が加入する「健康保険」のいずれかに加入することになっています。
実は、会社員が加入する「健康保険」には2種類あり、勤務先の会社に健康保険組合がある場合は、「健康保険組合(健保組合)」、ない場合は政府が運営する「政府管掌健康保険組合(政管健保)」に加入することとなります。
後期高齢者医療制度による経費の増加に健保組合が解散したというニュースも、たびたび聞かれますが、この場合は、「政管健保」に移行することになります。
社会保険庁の2010年1月廃止に先んじて 平成20年10月1日から、「政管健保」は新たな公的法人である全国健康保険協会(協会けんぽ)が運営することになりました。
協会は、非公務員型の法人として新たに設立される保険者で、職員は公務員ではなく民間職員となります。
協会の理事長や各都道府県の支部長はすべて民間出身者を登用する等民間からの採用を進め、民間のノウハウを積極的に採り入れサービスの向上などを計っていくこととなります。
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